鍛造 (たんぞう)

鍛造の写真
刀工として創業した山形屋の伝統を引き継ぐ、高熱を利用した金属加工。
熱した金属同士を圧着させたり、叩いたり圧力をかけることでの変形やプレス加工を実施します。
日本国内に数有る金属加工業者の中でも、鍛造が可能な会社は数えるほどと言います。

生きている火と死んでいる火がある

火を入れてからの時間、毎日の外気温等によって大きく異なる火の状態。その、ちょうどいいところを見極めるにもモノを言うのが経験値。
品質にバラツキが出ないよう、しっかりと見極めながら作業する技が重要です。


五感を総動員して感じる仕事

火の状態や扱う素材等にも合わせ、作業にも微妙な加減が必要。
炉から出して熱が冷めるまでの時間を見極め、スピーディーに一定の作業を実施するだけでなく、やり過ぎても良くない結果に結びついてしまいます。
この感覚は理屈ではなく、色、音、時には肌に感じる温度や叩いている工具の反発感覚など、五感を総動員して感じ、判断していく必要があります。


道具はとても大切

例えば材料を挟むためのハシと呼ばれる道具等は原則として自作。しかも熱等で状態が変化するために、日々のメンテナンスも欠かせません。
山形屋では、炉さえも自分で作り、そのクセをしっかりと自分のものにしています。

Staff Comment

片瀬 勝則(2001年入社)

簡単なものと難しいものの差が大きく、時間や状態によっても結果が違ってしまうのが難しいところ。この感覚をつかむまで1年以上かかってしまいましたが、今では、火の方が自分の状態を訴えかけてくれるような気さえします。
そうは言っても毎日トライ&エラーの繰り返しですし、火や作成物の状態を見ながら、細かい調整を繰り返す毎日です。そういう部分は本当に職人の世界だなぁと思います。
それととにかく体力が必要。毎日麦茶を6リットルくらい、さらにスポーツ飲料もたくさん飲まないとダメですね。それでも汗がすぐに塩に変わりますよ。

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2018:06:28:18:00:00 2018/06/28

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